8月のヒュンダイ米国新車販売、6か月連続の6万台超え

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韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは9月4日、8月の米国新車販売の結果をまとめた。8月としては過去最高の6万1099台を販売。6か月連続の6万台超えで、前年同月比は4.4%増だった。

乗用車系では、主力中型セダンの『ソナタ』が1万9624台を販売。前年同月比は5.1%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込んだ。この穴を埋めたのが、小型車の『エラントラ』。8月は1万7989台を売り上げ、前年同月比は9.5%増と2か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果だ。

また、入門コンパクトカーの『アクセント』は、前年同月比2%増の5398台と回復。大型セダンの『アゼーラ』は新型投入により、前年実績の11倍近い959台を登録する。

また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2013年モデルの発売を控えて、前年同月比30.5%減の2262台と大幅マイナス。新型コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』は3708台と人気を集める。

SUV系では、新型投入を控えた『サンタフェ』が前年同月比48.8%減の4524台と引き続き不振。『ツーソン』は29.3%増の5376台と、2か月連続で前年実績を上回った。

ヒュンダイの2012年1-8月米国新車販売は、前年同期比8.8%増の47万9789台。同社のデイブ・ズコフスキー副社長は、「8月の販売結果は良好。全体的な在庫状況も改善している」と述べている。

《森脇稔》

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