参加車両は260台!カーサウンドの最高峰を競い合う…パイオニア・サウンドコンテスト2012

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会場には各地区の予選を勝ち抜いた過去最高クラスの260台が集まった
  • 会場には各地区の予選を勝ち抜いた過去最高クラスの260台が集まった
  • 会場ではパイオニアがオフィシャルで作ったデモカーを試聴することも出来た
  • すべてをカロッツェリアXシリーズで構成されたパイオニアのデモカー「プジョー407」
  • カロッツェリアXシリーズでシステムが構成されたパイオニアのデモカー「BMW・X3」
  • 会場は幕張メッセの第7・8ホールを使って行われた
  • 表彰式会場に並べられたトロフィー。各クラス1~3位入賞者に手渡しされた
  • 表彰式の前は楽しい懇親会。この後で明暗の分かれ目、入賞者が発表された
  • 表彰式を前に挨拶するパイオニア(株)取締役 兼 上席常務執行役員の松本 智氏

カーサウンドの最高峰を競い合う第16回パイオニア・サウンドコンテストが8月31日と9月1日の両日、幕張メッセ(千葉市)において開催された。一般ユーザーの参加も可能になって参加車両は260台を数え、カーサウンドへの関心は年を追うごとに高まっている様子だった。

コンテストは大きく「ディーラーデモカー部門」「ユーザーカー部門」の2部門に分けられ、それぞれ「カロッツェリアXシステムクラス」と「ピュアコンポシステムクラス」「内蔵アンプシステムクラス」の3クラスでサウンドを競い合った。「ディーラーデモカー部門」はカロッツェリアX取扱販売店、またはその従業員が所有するデモカーが出展でき、「ユーザーカー部門」はカロッツェリアX取扱販売店の一般ユーザーが所有する車両を対象とする。

8月31日の1日目は関係者のみしか入場できなかったが、2日目となる9月1日は一般見学日。「ディーラーデモカー部門」の入賞車両やパイオニアデモカーの試聴のほか、「ユーザーカー部門」の入賞発表や表彰式に立ち会うこともできた。また、両日の入賞発表、表彰式の様子は、Ustreamでも動画配信されている。

課題曲にはポール・マッカートニーのアルバム「KISSES ON THE BOTTOM」から「I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter(手紙でも書こう)」、佐渡 裕のベルリンフィルムデビューライブ版「ショスタコーヴィッチ交響曲第5番ニ短調作品47」より第2楽章が課せられた。コンテストに参加するにあたっては各クラスとも以下のシステム構成条件が設けられており、それをクリアしたシステムのみが審査対象となる。

「カロッツェリアXシステムクラス」は、メインユニットにカロッツェリア「X」のRS-D7X (II/III)を使用し、デジタルアンプ・RS-A9X、RS-P99Xのいずれかを組み合わせたピュアデジタルまたはデジタル/アナログシステムが構成されていること。「ピュアコンポシステムクラス」は、メインユニットにDEH-P01、DEH-P940、DEH-970のいずれかを使用し、パイオニア製外部アンプやスピーカー、サブウーファーなどでシステムが構成されていることが条件となる。

「内蔵アンプシステムクラス」は、カーサウンドシステムのエントリー向けに設けられたクラスで、カーナビを含むパイオニア製メインユニットの内蔵(同梱)アンプを使ってパイオニア製スピーカーを組み合わせればいい。ただし、パワードサブウーファーを組み合わせてもOKだ。カーサウンドの裾野を広げる意味で役割は大きく、実際に女性オーナーの参加も多く見られるのもこのクラスだ。

審査結果は、ディーラーカー部門が1日目に、ユーザーカー部門は2日目に発表された。順位は以下の通り。

●ディーラーデモカー部門「カロッツェリアxシステムクラス」
1位 サウンドステーション QUANTUM BMW 325iツーリング
2位 サウンドステーション アンティフォン アウディ S4
3位 サウンドステーション ガレージショウエイ BMW 320 E92
4位 サウンドステーション AV Kansai 堺 BMW 328i
5位 コルトレーン アルファロメオ 156
6位 サウンドステーション ZIPANG BMW X5
7位 クレヴァーズ メルセデス ベンツ CLS350
8位 サウンドステーション AV Kansai 神戸 メルセデス ベンツ E350クーペ
9位 Car Audio Club メルセデス ベンツ C200
10位 サウンド フリークス BMW 523iツーリング

●ディーラーデモカー部門「ピュアコンポシステムクラス」
1位 ingraph BMW 320
2位 サウンド フリークス BMW 330ci
3位 サウンドステーション AV Kansai 神戸 BMW X1
4位 Car Audio Club ホンダ フィット
5位 SOUND WORLD トヨタ ランドクルーザープラド

●ディーラーデモカー部門「内蔵アンプシステムクラス」
1位 サウンドステーション AV Kansai 堺 アルファロメオ 156
2位 サウンドステーション ZIPANG アルファロメオ 156
3位 サウンドワークス トヨタ IQ-R
4位 プロショップ スタジアム ホンダ エリシオン
5位 Sound Express マツデン トヨタ プリウス30

●ユーザーカー部門 「カロッツェリアxシステムクラス」
1位 CarAudioProShop エモーション (板井 敏美) スバル レガシー
2位 サウンドステーション AV Kansai 堺 (米田 清隆) BMW X6
3位 サウンド フリ−クス (後藤 徳章) BMW 335iクーペ
4位 ウェイブトゥポート (宇山 真一) ホンダ エアウェイブ
5位 サウンド・ウェーブ (古渡 浩) アウディ A4
6位 サウンドステーション AV Kansai 堺 (阪本 武臣) BMW X5
7位 サウンドステーション AV Kansai 堺 (紋田 和行) ホンダ フィット
8位 サウンドステーション ウイニング (田村 隆行) マツダ プレマシー
9位 サウンドステーション ZIPANG (友森 幹) トヨタ レクサスIS
10位 サウンドガレージ浜松 (栗田 誠) アウディ A4
11位 サウンドステーション ガレージショウエイ (松村 厚) スバル インプレッサ
12位 car artist Ace (古曳 正樹) ホンダ オデッセイ
13位 M.E.I. (平 宏則) トヨタ マークX
14位 マイスター (河口 康弘) ホンダ アコードワゴン
15位 ウェイブトゥポート (長住 康二) トヨタ ヴィッツ
16位 サウンドステーション QUANTUM (松隅 満男) 日産 フーガ
17位 サウンド フリ−クス (佐藤 宏行) プジョー 406
18位 サウンドガレージ浜松 (野村 欣嗣) スバル レガシー B4
19位 サウンド・ウェーブ (古渡 浩) トヨタ プリウス
20位 サウンドステージ (古市 耕三) トヨタ クラウン
※()内はオーナー名、敬称略

●ユーザーカー部門「ピュアコンポシステムクラス」
1位 サウンドステーション QUANTUM (森田 敦仁) VW ジェッタ
2位 Stecs(舘野 聖和) アウディ A4
3位 サウンドステーション AV Kansai 堺 (森本 健) ダッジ マグナム
4位 マイスター (水野 央道) 日産 ムラーノ
5位 サウンド フリークス (千葉 誠) VW パサードセダン
6位 コルトレーン (永野 裕滋) 三菱 ekスポーツ
7位 サウンド・ウェーブ (古渡 浩) アウディ S3
8位 サウンドステーション ウイニング (杉浦 孝彦) トヨタ ランドクルーザープラド
9位 サウンドカーペンター (矢野 晋一) トヨタ アレックス
10位 スーパーオートバックス KUKI (稲垣 悟) 日産 ステージア
※()内はオーナー名、敬称略

●ディーラー/ユーザー混合部門「内蔵アンプシステムクラス」
1位 ingraph (上村 稔) トヨタ マークX
2位 サウンドステーション AV Kansai 堺 (阪本 武臣) メルセデス ベンツ C200
3位 サウンド フリークス (菊池 一也) BMW 320iツーリング
4位 Stecs (中屋敷 肇巳) トヨタ プリウス
5位 サウンドステーション AV Kansai 神戸 (細見 幸司) 三菱 コルト エボリューション
6位 ウェイブトゥポート (綿辺 文朗) VW ポロGTI
7位 サウンドステーション QUANTUM (九冨 赳夫) トヨタ ヴェルファイア
8位 サウンドガレージ浜松 (中村 尚貴) マツダ アクセラ
9位 Sound Espace (上遠野 達彦) 日産 エルグランド
10位 サウンドカーペンター (二神 匡史) BMW E90
※()内はオーナー名、敬称略

《会田肇》

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