コベルコ建機は、7トン級油圧ショベルの燃費性能を向上させた『SK75SR』を開発し、9月1日から販売開始すると発表した。
今回開発した新型7トン級油圧ショベルは、これまでも搭載しているオートアイドリングストップ機能に加え、新作業モードである「ECOモード」を装備する。旧モデルの「SK70SR-2」のSモード(省エネ・燃費重視モード)と、新製品ECOモードを比較すると27%燃費を低減した。
また、旧モデルと比べて通常のHモード(作業優先モード)で6.1%、Sモードで13%それぞれ燃費低減を実現した。
新製品は今年5月に稼働を開始した広島五日市工場で製造する。2010年に低騒音技術「iNDr」搭載機種としてNETIS(新技術情報提供システム)に登録された旧モデルのSK70SR-2の技術を継承しており、今回も登録申請を進めている。加えて、ECOモードの搭載で、一層の低燃費を達成した。
販売目標は年間1000台。価格は1079万3000円。