日本中古自動車販売協会連合会(JU)は、7月31日から8月7日の期間、2000人を対象に、「あのひと」買いの実態を調査した。
商品やサービスを購入する際、インターネットで価格などを比較検討してから購入する「スペック」買いが増加傾向にあるが、商品やサービスによっては、購入相談やアフターフォローなどを考え、信頼できる特定の「あのひと(販売員)」から長年購入しているケースも存在する。
調査結果によると、「あのひと」買いを行なっている人は35.4%と健在であることがわかった。また「あのひと」の存在が欲しいとの回答も52.4%あり、今後「スペック買い」との二極化も予測される。
商品別で「あのひと」買いが最も多いのは、「自動車」で47.4%、2位が「家電」の36.6%、3位が「洋服・靴」の28.0%だった。
また、「あのひと」買いを行う人が「あのひと」に求める資質・能力は、トップが「誠実さ」で22.8%、2位が「信頼感・安心感」の18.0%、3位が「商品・サービスの知識」で13.2%だった。