GMのプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』の兄弟車であるオペル(英国ではボクスホール)『アンペラ』のCMに、英国の消費者団体が噛みついた。
8月22日、英国の『デイリー・メール』紙の電子版が伝えたところによると、アンペラのCMに異議を唱えたのは、英国の消費者団体、「Advertising Standards Authority」。CM中で、アンペラの最大航続可能距離が360マイル(約580km)と紹介されている点に、クレームを申し立てたのだ。
同団体の主張は、「アンペラのEVモードは最大でも80km程度。しかしCMでは、アンペラが発電用のガソリンエンジンを搭載していると非常に小さな文字で触れているだけで、あたかもアンペラが環境に優しいEVモードで、長距離を走行できるような誤解を消費者に与える」というもの。
このCMは今春から、英国でオンエア。マラソン、潜水、クライミングといったアスリートとアンペラが登場。アンペラの走行レンジの長さをアピールした内容だ。