米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。GMのトップが、自身の所有する貴重なクラシックコルベットを、チャリティオークションに出品することが分かった。
これは8月16日、GMのダン・アカーソン会長兼CEOが明らかにしたもの。プライベートで所有している1958年式コルベットを、オークションに出品。その収益を、慈善団体に寄付すると告げられたのだ。
アカーソン会長兼CEOが所有する1958年式コルベットは、初代の「C1」と呼ばれるモデル。リーガルターコイズというブルーで塗装されている。GMによると、1958年式コルベットは9168台が生産されたが、そのうちこのブルーをまとっていたのは、全体の5%にあたる510台に過ぎないという。現存する台数となれば、非常に少ないだろう。
最大出力245psを発生するV型8気筒ガソリンエンジンをはじめ、内外装は最高のコンディション。アカーソン会長兼CEOは、「1958年式コルベットは、アメリカンパッションの好例。とても気に入っている1台だ」とコメントしている。