全体相場は続伸。
欧米市場が堅調な動きとなったことを受け、主力銘柄に買いが先行。海外市場と比較した出遅れ感も意識され、引けにかけてじり高展開となった。
平均株価は前日比77円02銭高の8803円31銭と続伸。7月11日以来およそ1カ月ぶりに8800円台を回復した。もっとも、商いは閑散で東証1部の売買代金は8240億円にとどまった。
自動車株は全面高。
ホンダが29円高の2499円と3日続伸。大手外資系証券は目標株価を3400円から2850円に引き下げたが、株価は大幅に調整しただけに上値余地を指摘する声も聞かれる。同証券では円高進行、欧州需要減、インド四輪車の事業での生産調整などネガティブ要因として挙げる一方、新型アコードなどの販売回復をポジティブ要因として挙げている。
トヨタ自動車が45円高の3185円と4日続伸。
日産自動車も14円高の768円と続伸した。
全面高の中、三菱自動車が74円で変わらず。