ナビタイムジャパンは、8月1日より、Android端末向けアプリ「カーナビタイム for スマートフォン」の提供を開始した。
同社では、既にカーナビアプリとして「ドライブサポーター」を提供しているが、地図データがサーバー側にあるため、スマートフォンの通信が圏外となった場合は利用できなかった。
今回リリースしたカーナビタイム for スマートフォンは、地図データを端末にダウンロード。圏外でもナビゲーションと経路検索を行うことができ、通信が利用可能な場所では、通信で取得した最新の地図データを優先する。
また、地図を端末に保有することで、マップマッチングが可能となり、GPSのみの場合と比較し、自車位置の特定精度も向上させている。
ルートは、「推奨」「高速」「無料」に加え、ガソリン消費量を抑えた「ECO」、近くに景観のよい区間がある場合にその区間を優先する「景観」の5つの検索結果から選択が可能。また、検索条件で「いつもの道優先」を設定すると、過去の走行履歴からよく使う道路を学習し、優先的に利用するルートを検索することができる。
さらに、スマートフォンの通信機能を活用し、駐車場の満車空車情報や、ガソリン価格などのリアルタイム情報を提供。オンデマンドVICSの渋滞情報も1分ごとに更新される。
新アプリは、Google Playより無料でダウンロードでき、3日間の無料トライアルが利用可能。その後は、月額525円もしくは、年額5700円での有料サービスとなる。