【新聞ウォッチ】インド人もビックリ? 今度は大停電、6億人に影響

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年8月1日付

●柔道63キロ級上野耐えて「銅」(読売・7面)

●インド停電影響6億人、列車400本運休、需要に供給追いつかず(読売・9面)

●パナソニック黒字転換、4~6月期(読売・10面)

●ホンダ最終益4.1倍、4~6月期(毎日・7面)

●マツダ最終赤字64億円(毎日・7面)

●東電の実質国有化完了、見えぬ国民負担軽減(東京・3面)

●本社最大1000人削減、パナソニック、早期退職で(日経・11面)

●トヨタ系、7社改善、4~6月主要8社の最終損益(日経・13面)

ひとくちコメント

ニューデリーなどのインド北部の広範な地域で連日、大停電が発生し、全人口約12億人のうち約6億人が影響を受けているという。地元メディアなどが報じたのを受けて、きょうの読売などが国際面で大きく取り上げている。

それによると、前日に続き7月31日の停電は午後1時(日本時間午後4時半)頃始まり、国内の送電システムのうち、「北部」「東部」「北東部」の3地域が全面停電に陥ったという。31日夜には大部分の地域で電力が回復したそうだが、ニューデリーでは、信号のライトも消えて道路の渋滞が続いたほか、全国で約400本の列車が運休になったそうだ。

経済成長が著しいインドでは電力需要の急増に発電所や送電網などの整備が追いつかない状態が続いており、停電は日常茶飯事ともされているが、人口の約半分が影響が出るほどの広範囲で長時間の停電は10年ぶりのことだという。

インドでは、7月中旬には、スズキの現地工場で暴動が発生し、死者も出たばかりである。読売によると、日本企業の関係者は「日本企業の投資意欲をそぐことになるのではないか」と不安で語ったの談話と取り上げている。

《福田俊之》

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