【新聞ウォッチ】国会を大包囲する20万人の「脱原発」抗議デモ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年7月30日付

●歩行アシスト開発、ホンダ、アシモ転用(読売・7面)

●国会囲む原発NO、抗議開始4ヵ月(朝日・1面)

●オートバイ鈴鹿8耐、ホンダ勢3連覇(朝日・12面)

●野田内閣支持、最低23%(毎日・2面)

●ハミルトン優勝、F1ハンガリーGP(毎日・19面)

●高速SA災害時拠点に、自衛隊,道路会社と協定(日経・2面)

●ヤマハ発のインド新工場、部品メーカーと共同で管理業務(日経・9面)

●国内16年販売6割増を計画、ルノー・ジャポン(日経・9面)

ひとくちコメント

連日の猛暑となったこの週末はクーラーのあるお茶の間でロンドン五輪を観戦する人も多かったようだが、東京・永田町周辺では「7・29脱原発 国会大包囲」と題した「脱原発」を訴える抗議行動があり、デモ行進のほか、ろうそくやペンライトなどを手に国会議事堂を取り囲んだという。

参加人数は主催者発表で20万人。警視庁関係者は1万2500人程度としているが、毎週金曜日の夕方に「脱原発」を訴える抗議行動が始まって4か月。老若男女を問わず参加者も多様でデモ行進の輪は日増しに拡大してきているようだ。

きょうの朝日と東京が1面トップで大きく報じているが、原発推進の論調が目立つ読売や産経、日経は社会面での小さな記事の扱いだった。

また、朝日はきょうの社説のテーマに「国会を包囲する人々」と取り上げている。「1960年の安保闘争から半世紀。これほどの大群衆が、政治に『ノー』をつきつけたことはなかった」として「民主主義を鍛え直そう」と訴えている。

こうした中、毎日と日経が最近の世論調査の結果を発表。それによると、野田内閣の支持率は毎日が23%、日経が28%といずれも低下。原発の再稼働については、毎日によると「必要だ」が49%、「必要ない」が45%。日経では「再稼働すべきだ」が19%、「停止すべきだ」が27%、「再稼働は最低限にとどめるべきだ」が49%となっている。

《福田俊之》

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