全体相場は3日ぶりに反落。米国株高を受けて寄り付きは買いが先行。しかし、外為市場で円相場が1ドル98円台後半、1ユーロ96円台後半に上昇したことで相場の流れが一変。中国・上海市場の下落も嫌気され、急速に伸び悩む展開となった。輸出関連株を中心に売りが優勢となり、平均株価は前日比28円26銭安の8276円74銭と反落。自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車が10円高の2999円と8日ぶりに小反発。前日までの続落で3000円割れ水準に下落したとあって、値ごろ感からの打診買いが入ったもよう。ホンダが7円高の2475円、日産自動車が13円高の713円と反発した。いすゞ、三菱自動車がしっかり。一方、スズキが6円高の1508円と8日続落。日野自動車、富士重工がさえない。こうした中、マツダが92円、ダイハツ工業が1375円で変わらず。