土曜までの悪天が一変して完全なドライコンディションとなったイギリスGP。結果はレッドブルのマーク・ウェーバーがフェルナンド・アロンソを終盤に追い詰めて逆転勝利を果たした。ウェーバーはアロンソに次いで今季2勝目。さらに、アロンソのドライバーズ選手権のポイントアドバンテージは13ポイントとなっている。ポールポジションからスタートしたアロンソは第1スティントでウェーバーに対して5秒のリードを築き上げ、終盤までこれを維持したが、最終スティントで履いていたいたソフトタイヤのグリップが「崖(クリフ)」から滑り落ちた格好だ。残り7周でアロンソの背後に追い付いたウェーバーは、48周目のブルックランズ手前でDRSを使用。アロンソはインサイドを守ろうとしたが、ウェーバーはアウトを大回りする形でオーバーテイクに成功した。アロンソはすぐさまウェーバーとの勝負は捨てて猛然と追い上げてきたベッテルとのギャップキープに目標を切り替えた。ベッテルは、最初のストップをやや前倒ししたストラテジーが奏功しポジションを3番手に進めたが、アロンソにはぎりぎり手が届かずにこの順位のままフィニッシュした。日本期待の小林可夢偉だったが、最後のピットストップで数人のメカニックを跳ね飛ばすという失態を演じてしまった。その瞬間まで数ポイントをチームに持ち帰るレース展開をしていただけに無念の結果。このミスによってポイント圏外の11位に終わっている。 Rd.9 F1イギリスGPリザルト 1: ウェーバー(レッドブル) 1:25'11.288 2: アロンソ(フェラーリ) +3.060 3: ベッテル(レッドブル) +4.836 4: マッサ(フェラーリ) +9.519 5: ライコネン(ロータス) +10.314 6: グロージャン(ロータス) +17.101 7: シューマッハ(メルセデスAMG) +29.153 8: ハミルトン(マクラーレン) +36.400 9: セナ(ウィリアムズ) +43.30010: バトン(マクラーレン) +44.40011: 小林(ザウバー) +45.30012: ヒュルケンベルク(フォースインディア) +47.80013: ベルニュ(トーロロッソ) +51.20014: リチャルド(トーロロッソ) +53.30015: ロズベルグ(メルセデスAMG) +57.30016: マルドナド(ウィリアムズ) +1lap17: コバライネン(ケータハム) +1lap18: グロック(マルシャ) +1lap19: ピック(マルシャ) +1lap20: デラロサ(HRT) +2lap21: カーティケヤン(HRT) +2lapファステストラップ:ライコネン 1'34.661DNF/リタイア 周回ペレス(ザウバー) 14ディレスタ(フォースインディア) 3ペトロフ(ケータハム) 1
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