【株価】トヨタ小反発、アジア株安重しでじり安

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歴代トヨタプリウス。左から2代目、初代、3代目(現行型)
  • 歴代トヨタプリウス。左から2代目、初代、3代目(現行型)
  • トヨタ・プリウス

全体相場は小反落。

欧州市場の下落、対ユーロでの円高進行に対する警戒感から、幅広い銘柄に売りが先行。1ドル80円台にドル相場が下げ渋ったことから、一時的にプラス圏に転じる局面もあったが、その後はアジア株安が重しとなりじり安の展開。

欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、引けにかけて様子見気分が台頭。利益確定の売りに押され、平均株価は前日比24円37銭安の9079円80銭と反落した。

自動車株は総じて堅調。

トヨタ自動車が10円高の3225円と小反発。2012年上半期の車名別新車販売ランキングは、同社のハイブリッド車『プリウス』がエコカー補助金を追い風に18万1630台で首位となった。

ダイハツ工業、三菱自動車が反発し、スズキ、マツダ、いすゞがしっかり。

こうした中、ホンダが17円安の2725円、日産自動車が7円安の750円と反落。

富士重工もさえない。

《山口邦夫》

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