昨年のカナダGPはオーバーテイクが簡単過ぎたとの反省から、DRSゾーンをひとつ減らして1カ所にすることが決まった。
昨年は、ヘアピンから最終シケインに第1ゾーンが、スタート&フィニッシュラインの直後に第2ゾーンが設けられていた。ところが昨年のレースでは一時最下位に落ちたジェンソン・バトン(マクラーレン)が優勝したことから、オーバーテイクが簡単過ぎたとFIAはDRSゾーン削減に踏み切った。
廃止されたのはスタート&フィニッシュのゾーンで、T11から最終シケインのブレーキングゾーンまでのDRSゾーンは残される。今年はDRSよりもタイヤの影響が大きいためか、長さも50m短縮されている。