ロームは31日、車載・電源機器向けに、高温環境下でも使用可能な超低IRショットキーバリアダイオード「RBxx8 シリーズ」を開発したと発表した。
新製品は、高温環境に最適なメタルを採用し、業界トップクラスの低IR化を実現。従来のSBDに比べてIRを約100分の1に低減し、高温環境下での使用を可能とした。
これにより、整流ダイオードやFRDからの置き換えが可能となり、VF特性の大幅な改善を実現。また、低VF化により発熱を抑え、パッケージの小型化にも成功。電子化が進み、小型化要求が高まっているEV、HEVの省スペース化にも貢献する。