テラモーターズは31日、全国福祉車両サービスネットと、電動シニアカー分野で提携すると発表した。
6月1日から、テラモーターズが製造する電動シニアカーを、全国福祉車両サービスネットの全国30店舗で販売する。福祉車両分野での、NPO法人・販売チェーン・メーカーによる全国規模の協業は初。
全国福祉車両サービスネットは、オニキス・グループとNPO法人・市民福祉団体全国協議会(市民協)が展開している。
テラモーターズは、2010年4月から、ホームセンターなどの量販店、通信販売、一部のカーディーラーを販路として電動シニアカーを販売。一方、オニキス・グループと市民協は2011年9月に提携し、全国福祉車両サービスネットを推進し、福祉車両のあっせんや購入アドバイスなどのサービスを提供している。
今回の提携により、テラモーターズは、オニキス加盟店を通じ、市民協傘下のNPO法人への販路を確保すると同時に、これまで課題だったアフターサービス、メンテナンスをオニキス店舗で提供できるようになる。
一方、オニキスと市民協の全国福祉車両サービスネットは、福祉車両に加え、より手軽な電動シニアカーもラインアップ。外出に不便を感じている高齢者に対する生活サポートを充実させる。