全体相場は5日ぶりに反落。
外為市場で1ユーロ98円台に進行した円高・ユーロ安を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。中国の景気刺激策に対する期待が後退したことから、前日買われた中国関連株も利益確定の売りに押される展開となった。
引けにかけて日銀による上場投資信託(ETF)買いに対する観測から下げ渋ったが、平均株価は前日比23円89銭安の8633円19銭と小反落して引けた。
自動車株は高安まちまち。
日産自動車が10円高の767円と続伸。前日、中期経営計画期間中に『NV200』など小型商用車の販売台数を現在と比べ約2倍の200万台に引き上げる方針を明らかにしたことが材料視された。
ホンダも19円高の2574円と続伸。
スズキ、日野自動車が反発し、いすゞ、スズキがしっかり。
一方、トヨタ自動車が5円安の3075円と小反落。
富士重工、マツダも反落した。
三菱自動車が73円、ダイハツ工業が1321円で変わらず。