米国のフィスカーオートモーティブが2011年に発売したプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『カルマ』。同車の車両火災が原因と見られる住宅火災が、米国で起きていたことが分かった。
この住宅火災は、テキサス州ヒューストンで発生。カルマを所有する男性が自宅ガレージに車両を停めて数分後、車両から炎が出て、メルセデスベンツのSUVとアキュラ(ホンダ)『NSX』の3台とともに、ガレージを全焼する火事に至ったのだ。
幸いなことに、この火災による負傷者はいなかったが、現地の消防当局は、「カルマが火元」とほぼ断定。火災原因の本格的な調査に乗り出している。
フィスカーオートモーティブはこの火災を受けて、声明を発表。「当局の調査に全面協力する。結果が出るまで、コメントは差し控えたい」としている。