ボルボカーズは2日、2011年通期の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は1255億2500万クローナ(約1兆4700億円)。前年の1131億クローナに対して、11%増加した。一方、税引き前利益は16億3600万クローナ(約190億円)。前年の23億4000万クローナに対して、30%の減益となった。
減益の要因について、ボルボカーズは「研究開発への投資、工場の拡張や新型車の開発などにかかるコストが増えたため」と説明する。
2011年の世界新車販売台数は44万9255台で、前年比20.3%増を達成。地域別では、中国が54.4%増と大躍進。米国も24.7%増、欧州も10%増と伸びた。
ボルボカーズのステファン・ジャコビー社長兼CEOは、「販売実績は良好。高級車ブランドとして成功を収めつつある」とコメントしている。