重慶長安汽車(長安汽車)は4月23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、『CS35』を初公開した。
長安汽車は1862年に設立。現在では、中国の自動車メーカーのトップ5に入る大手だ。フォードモーターとマツダ、スズキと、それぞれ合弁事業を展開していることでも知られる。
同社が北京モーターショー12で初公開したCS35は、小型のSUV。2011年9月、フランクフルトモーターショー11に出品したコンセプトカーの市販版だ。
CS35のボディサイズは、全長4200×全幅1750×全高1660mm、ホイールベース2550mm。フロントグリルの形状など、マツダ『CX-5』を連想させるデザインだが、CX-5(全長4540×全幅1840×全高1705mm、ホイールベース2700mm)よりは、ひと回り小さい。
エンジンは、「ブルーコア」と名付けられた1.6リットル直列4気筒ガソリン。最大出力125ps、最大トルク16.3kgmを発生。トランスミッションは5速MTと4速ATを用意した。同社は「CS35はスタイリッシュでスポーティ、運転して楽しいアーバンコンパクトSUV」と説明している。