21日午前10時55分ごろ、京都府京丹波町内の国道9号を走行中の乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破。逸脱側のクルマに乗っていた2人が死亡。順走側の3人も打撲などの軽傷を負っている。
京都府警・南丹署によると、現場は京丹波町新水戸浦ケ谷付近で片側1車線の急なカーブ。京都市伏見区内に在住する78歳男性の運転する乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマは中破。逸脱側のクルマを運転していた男性と、助手席に同乗していた74歳の女性は胸部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。順走側のクルマを運転していた同町内に在住する36歳の女性と、同乗していた幼児2人も打撲などの軽傷を負っている。
現場の見通しは良くないという。警察では逸脱側のクルマがハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。