三菱自動車工業の益子修社長は23日、北京モーターショーの会場で日本記者団と懇談し、同社のワールドコンパクトである『ミラージュ』を中国でも生産する計画を明らかにした。ミラージュは今年3月に新設したタイの第3工場で生産を始めており、中国での生産はこれに次ぐものとなる。益子社長は生産立ち上げ時期について、2014年の1〜3月を目指したいと述べた。生産規模は「最低でも年10万台」と表明した。また、中国での合弁生産会社は「現時点では申し上げられない」と話した。三菱は東南汽車および広汽長豊汽車を合弁パートナーとしており、今年中には後者を広州汽車集団との合弁に切り替えて生産を始める計画。益子社長によると、タイでは10月初旬生産分までミラージュの予約が入っているという。新興諸国では「これまで希薄だった燃費性能への関心が高まっている」と述べ、中国でもミラージュの売れ行きに自信を示した。
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