ディフェンディング・チャンピオン、セバスチャン・ベッテルは、愛車レッドブル「RB8」の予選ペース改善を強く期待している。
「いろいろと期待していることはあるよ。何かしらの理由でレースに勝てない状態が続いてる。レースフォームは完成されていて、予選で前に出られないから勝てないとか、そんな単純な問題ではないんだけどね」
上海では初期型のエキゾーストシステムを使用したが、バーレーンではアップデート版に戻すことになった。ベッテルは、アップデートバージョンのナーバスな傾向に慣れた、ということなのだろうか。
「開発の方向としてはもちろん僕も正しいと思っているよ。両形式のデータを集めたことで理解はより深まった。上海の結果は期待はずれだったので、あれはテストだったと割り切るしかないね」
「バーレーンはこれまでとは違うサーキットだ。高温を始めに条件が極端に異なる。だからといって1週間で奇跡が起きるとは思っていないし、弱点である予選から改善の努力をするよ。レースになれば、ある程度の結果は残せるのではないかな」