トヨタ自動車とフランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエン。両社がフランスでの生産で、提携する可能性が出てきた。
これは18日、フランスの日刊紙、『ラ・ボワ・デュ・ノール』が報じたもの。同メディアのインタビューに対して、フランスのサルコジ大統領は、トヨタとPSAがフランスでの共同生産に関して、協議していることを明かしたというのだ。
同メディアによると、トヨタとPSAは、フランス北部のPSAセベルノール工場で、トヨタが商用車の生産を行う方向で協議中。同工場はイタリアの自動車大手、フィアットとの合弁工場だが、2017年以降はフィアットが撤退する予定のため、稼働率の低下が懸念されていた。