豊田自動織機は5日、ブラジル・サンパウロ州にフォークリフト生産工場を建設し、2013年10月より生産を開始すると発表した。
既存のフォークリフト販売子会社「Toyota Material Handling Mercosur Industria e Comercio de Equipamentos Ltda(TMHM)」の製造部門として新工場を設置し、生産の現地化を進める。
ブラジル経済の成長に伴うフォークリフト市場の拡大に対応するため、TMHMは、従来の北米生産車の輸入販売から、今回設立する新工場での現地生産に切り替え、ブラジル市場向けに販売。最も市場ニーズの高いエンジンフォークリフトの生産から開始し、順次、生産品目を拡大していく。