GMのシボレーブランドは21日、米国で4月4日に開幕するニューヨークモーターショー12において、『トラバース』の2013年モデルを初公開すると発表した。
トラバースは2008年2月、シカゴモーターショー08でデビュー。シボレーブランドの大型クロスオーバー車だ。日本市場にも2009〜11年の約3年間、正規輸入されたことがある。
2013年モデルのトラバースは、デビュー以来初の大幅改良を実施。現時点では、内装の一部の写真しか公表されていないが、外観はフロントのフェイスリフトを実施。インテリアは素材の見直しにより、クオリティが引き上られる。
また、同じくニューヨークモーターショー12で初公開される新型ビュイック『アンクレイブ』とともに、GMが新開発したフロントセンターエアバッグを、量産車としては世界で初めて採用。これは側面衝突の際、運転席と助手席の間にエアバッグが展開し、前席乗員同士がぶつかるのを防ぐアイデアである。