ホンダの中国現地法人は、2月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は4万3947台。前年同月比は6.3%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
ホンダの中国合弁には、広州汽車との広汽本田、東風汽車との東風本田の2社がある。2月実績は、広汽本田が前年同月比0.4%増の2万3259台。主力の『アコード』は9.4%減の9757台にとどまったものの、『シティ』が0.7%増の8700台を売り上げる。
また、東風本田は前年同月比13.8%増の2万0688台。『シビック』が11.9%増の9598台、『CR-V』が6.7%増の9056台と支持を集めた。
ホンダの2012年1〜2月中国新車販売台数は、前年同期比12.8%減の8万2663台。これは1月が、大型休暇の春節の影響で落ち込んだためだ。ホンダは2012年、中国の新車販売目標を前年比2割増の75万台に設定している。