マツダは、2012年春の賃金・一時金に関する労使交渉で、会社側は年間一時金として3.3か月を回答した。組合側の要求は5.0か月と大きく差が開いた。前年実績の4.5か月も大幅に下回った。トヨタ自動車、ホンダの自動車大手は満額回答となったのと比べて明暗が別れた。マツダは輸出比率が高いため、円高の影響による為替差損で業績が大幅に悪化、今期の連結最終損益は1000億円の赤字を計上する見通し。このため、人件費を抑制するため、一時金も過去最低水準となった。
2025年春闘“泣き笑い”、トヨタ・マツダ・いすゞ「満額」、日産・ホンダ・三菱自「要求割れ」、スズキは「要求超え」の回答[新聞ウォッチ] 2025年3月13日 2025年の春季労使交渉は、電機や自動車などの大手企業が集中回…