イタリアのスーパーカーメーカー、パガーニ社は、スイスで開幕したジュネーブモーターショー12において、新型スーパーカー『ウアイラ』(HUAYRA)の「カーボンエディション」を初公開した。
ウアイラは『ゾンダ』後継のスーパーカーとして2011年3月、ジュネーブモーターショー11で発表。カーボンとチタニウムを組み合わせたモノコックフレームのミッドシップに、メルセデスベンツの高性能車部門、AMG製のM158型6.0リットルV型12気筒ツインターボを搭載。最大出力700ps/5000rpm、最大トルク102kgm/3500rpmという圧倒的パワーを引き出す。
トランスミッションは7速シーケンシャル。車両重量は1350kg。強大なパワーは後輪へと伝えられ、0-100km/h加速3.2秒、最高速370km/h以上という驚異的なパフォーマンスを達成する。
ウアイラのデビュー1周年を記念して、ジュネーブモーターショー12で披露されたのが、カーボンエディション。その名の通り、ボディパネルの全てがカーボンファイバーとなっており、カーボン独特のパターンが無言のうちに迫力を醸し出す。
ウアイラの価格は、100万ユーロ(約1億円)。このワンオフモデルの価格は、現時点で公表されていない。