ヤマハ発動機は1日、スポーツクルーザー『ナイトロ』を開発し、5月1日より発売すると発表した。ナイトロは、居住性に優れたセミフライブリッジタイプの艇体に高出力船外機を組み合わせ、快適なオープンエアクルージングが楽しめるモデル。
ナイトロは、大型4ストローク船外機(「F300B」または「F350A」)と「W.T.B.(ウェーブスラスターブレード)」や「A.R.B.(アンチローリングブレード)」など独自技術を織り込んだ船型との組み合わせにより、優れたスピード性能と乗り心地、静止安定性を発揮。
居住性の面では、U字型のラウンジシートや2名がゆったりと寝ることのできるミドルバースを備えたキャビン、L字型のラウンジシートを配したコクピット、後部デッキのサンベッドや広々としたスイミングプラットフォームなど、船外機艇ならではのスペース効率に優れたパッケージングを実現している。
また、ラグジュアリー仕様のナイトロ「X」では、キャビン内に本革仕様のラウンジシートを備えるほか、コクピットフロアやスイミングプラットフォームをチーク調人工木材貼りとするなど、上質感をさらに高めている。
価格は、ナイトロ「F300」が1824万7425円、ナイトロ「F350」が1896万1425円、ナイトロ「X」が2190万1425円。ジャパンボートショー12(3月1〜4日、パシフィコ横浜)に出展。