住友ゴム通期業績見通し…冬タイヤ好調で上方修正、期末配当も増配

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住友ゴム、豪雪により冬タイヤの販売が好調で業績予想を上方修正(写真:DSX-2)
  • 住友ゴム、豪雪により冬タイヤの販売が好調で業績予想を上方修正(写真:DSX-2)

住友ゴム工業は13日、2011年12月期の通期連結決算で業績予想の修正を発表した。営業利益が前回予想より109億2400万円増の539億2400万円。冬用タイヤの販売好調に加え、海外の市販用タイヤが伸び、前年同期比でも13.5%増と増益となった。

売上高は、国内向けが豪雪の影響で冬用タイヤの販売が好調だったのに加え、海外の市販用タイヤも予想を上回り、前回予想より69億0300万円増の6769億0300万円となった。前年同期比でも4.9%の増収。

収益でも販売増に伴う数量・モデルミックの良化やスポーツ事業の改善もあって経常利益は、前回予想より99億2700万円増の499億2700万円となった。

当期純利益は、83億8600万円増の283億8600万円となった。前年同期比では32.7%の増益となった。

業績が予想以上となったことから、期末配当を前回予想より1株当たり5.0円増配の15円とする。前年同期実績と比べて3.0円の増配となる。

《レスポンス編集部》

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