日本ピストンリングが発表した2011年4〜12月期(第3四半期累計)の連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の365億6300万円、営業利益が同8.2%減の29億1300万円と増収減益となった。
海外を中心に引き続き受注が堅調に推移したことで増収となったが、震災や為替変動の影響で営業利益は前年を下回った。
経常利益は同2.6%増の24億4500万円となったが、当期利益は、固定資産売却益や災害損失引当金戻入額を特別利益に計上したことなどで、同31.7%増の24億0700万円だった。
通期業績見通しは、前回予想を据え置いた。