22日まで、米国ミシガン州で開催中のデトロイトモーターショー12。会場では、同ショーの展示としては初となる「あるモノ」が注目を集めた。それは農業用のトラクターだ。
このトラクターを出品したのは、米国の有名機械工具ブランドで84年の歴史を誇る「クラフツマン」(CRAFTSMAN)。『CTX』と呼ばれるトラクターが、デトロイトモーターショー史上初のトラクター展示として、同ブランドのブースを彩ったのだ。
CTXは最大出力30psを発生するエンジンを搭載。最高速13km/hの性能を備える。オートマチックトラクションコントロール、EFMと呼ばれるエンジンマネージメントシステム、電動車高調整機構などが採用された最新鋭のトラクターである。
同ブランドは、「米国で最もタフなトラクター」とアピール。現地ベース価格は、2999ドル(約23万円)ということだ。