【IIHS衝突安全】トヨタ カムリ 新型、最高評価を獲得

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新型トヨタ・カムリ(米国仕様)
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2011年9月に米国市場へ投入された現地のベストセラー乗用車、新型トヨタ『カムリ』。同車の高い衝突安全性能が、米国で認められた。

これは15日、米国IIHS(道路安全保険協会)が明らかにしたもの。新型カムリを、「2012トップセーフティピック」に認定することが告げられたのだ。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで行う。そして、ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するというものだ。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも実施。そして総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に指定し、安全性能を重視して車選びをする顧客の一助にしている。

新型カムリのテスト結果は、前面衝突では頭、首、胸、右足、左足と、全ての部位へのダメージが最小限。各部位がGOOD(優)評価を得た。

同様に側面衝突でも、運転席と後席ともに、頭、首、胸へのダメージが少なく、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しても、前面衝突/側面衝突ともにGOOD(優)となった。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストは、GOOD(優)。全てのテストで完璧な結果を残した新型カムリは、総合評価が最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックに輝いている。

IIHSは、「2010年の衝突安全テストで、先代カムリはシート構造と頭部保護性能がMARGINAL(可)評価となり、トップセーフティピックを逃した。今回は見事、トップセーフティピックだ」と説明している。

《森脇稔》

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