日産、愛知機械を株式交換で完全子会社化

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日産HR15DEエンジン(愛知機械工業製)。キューブ、ジュークなどに搭載
  • 日産HR15DEエンジン(愛知機械工業製)。キューブ、ジュークなどに搭載
  • 日産HR12DEエンジン(愛知機械工業製)。マーチに搭載

日産自動車は12月16日、2012年3月に株式交換で愛知機械工業を完全子会社化すると発表した。

愛知機械は、主に日産のエンジン、トランスミッションを製造している。日産は、愛知機械を完全子会社化することでパワートレインの開発、生産面での体制を強化し、品質・コスト競争力の向上と世界市場への事業拡大を目指す。低燃費技術が重視される中で、完全子会社化してパワートレイン系の低燃費化を徹底する狙いもある。

日産は愛知機械に現在、41.43%出資している。

株式交換は来年3月22日に実施する。愛知機械は3月16日付けで上場廃止となる。株式交換比率は愛知機械の普通株式1株に対して日産の株式0.4株を割り当てる。

《レスポンス編集部》

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