ポルシェは14日、2011年1-11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10万9709台。前年同期に対して、25%の伸びを示した。
11月単月の世界販売は、9318台。SUVの『カイエン』が全体の半数を占める5000台以上と牽引した。4ドアグランツーリスモの『パナメーラ』も、前年実績を5か月連続で上回る好調さ。これを受け、ドイツのライプツィヒ工場では、2012年1月からサードシフトを導入する。
市場別では、ロシアが前年同月比44.4%の大幅増。日本も36.5%増と伸びた。アジア全体では、3.1%の伸び。ミラノに新ディーラーが開業したばかりのイタリアも、前年同月比31.2%増と好調だ。
ポルシェのベルンハルト・マイヤー販売&マーケティング部門担当取締役は、「2011年、すでにポルシェは販売新記録を達成。間もなく発売される新型『911』が、さらなる台数を上乗せするだろう」と述べている。