SA・PAに不審物置いた夫婦 11日以降本格的取り調べ

自動車 社会 社会

東海北陸道と北陸道など14か所で金属製の容器が大量に発見された事件で9日夜、岐阜南署に出頭した男女が逮捕された。容疑者は岐阜県岐南町に住む63歳の夫と62歳の妻。

9日9時40分頃、岐阜県関市下有知の東海北陸道長良川SA(サービスエリア)の女子トイレに、正当な目的がないのに進入した建造物侵入容疑。岐阜県警関署によると、2人は岐阜南署に出頭した時「ニュースでやっていたサービスエリアに缶を置いたのは私たちです」と、話したという。

「古い接着剤を捨てた」と話したが、鑑定結果は出ておらず、内容物は特定されていない。他の関与がないのかも含め、11日以降に本格的な取り調べが始まる。

長良川SAのほかにも14か所のSAやPA(パーキングエリア)などに、容器が不審物として放置され、岐阜、富山、石川など5県の県警が鑑定のために施設やトイレを封鎖。最長で約7時間半にわたって、利用ができなくなった。

「今後取り調べが進む中で明らかになるが、自分でやったとしても(こういう事態は)どうなのか」と、関係者は話している。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集