東洋ゴム工業は1日、ラベリング制度において転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「b」を達成したタイヤを開発したと発表した。
同社では、独自のナノ技術から創出していくグリーンエネルギーの世界観をイメージして、新タイヤを「ナノエナジー」とネーミング。乗用車用タイヤの新たなブランドとして位置づけて展開。サイズラインナップを充実し、日本国内はもとより、来年秋に低燃費タイヤ使用を義務付けるラベリング制度が始まる欧州など、順次、世界市場に展開、供給していく予定としている。
日本国内では、転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「b」を実現した低燃費タイヤを「ナノエナジー1」として来年2月より発売。タイヤ環境性能「AAA-b」グレード品の市場投入は日本初となる。
また、ハイブリッド車の多様化に対応すべく幅広くラインナップを取り揃え、環境性能に快適性を付加した「AAA-c」商品を「ナノエナジー2」として順次市場展開していく。