【スマートモビリティアジア】リーボがEVミニカーシェアリング「こでかけ」を提案

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リーボのEVミニカーシェアリングシステム「こでかけ」
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福岡で開催中のスマートモビリティアジアで、地元のベンチャー企業リーボがEVミニカーのシェアリングシステム「こでかけ」を紹介した。

「こでかけ」は一人乗りのEVミニカーをマンション単位などで共有し、シェアするシステム。すでに福岡で実証実験を開始しており、11月13日時点の実績では稼働日数9日間で19名の利用があり、概ね好評を得ているという。リーボではさらに実証実験を続けて利用実態、走行経路や速度、利用者の交通心理状態把握などのデータを蓄積し、事業化に繋げていく考えだ。

この実証実験はEVミニカーを普及させるために国土交通省がおこなっている超小型モビリティ実証実験のひとつであり、福岡市および九州大学との連携事業として行われている。

システムの核となるEVミニカーは富山県のタケオカ自動車工芸が製造。かつて流行した原付ミニカーのEV版ともいえるものもので、原付登録である点が大きな特徴だ。このため一人乗りという制約が生まれる反面、法定費用や任意保険が極めて低料金で、車検や車庫証明も不要となる。

主力モデルの『T10』は全長2.24m、車重はリチウムイオンバッテリー搭載車で345kg、最高速度60km/hとなっている。この車両は販売もされており、車両価格はリチウムイオンバッテリー搭載車で129万円。

《山田正昭》

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