独フォルクスワーゲン(VW)のウルリヒ・ハッケンベルク取締役は30日、第42回東京モーターショーで世界初公開したコンパクトSUVクーペ『クロスクーペ』について「VWの未来のSUVデザインを象徴するもの」と述べた。
ハッケンベルク取締役は「東京モーターショーはこれまでも特別な場所。すなわちクルマづくりのビジョンとトレンドを発表する場だった」とした上で、クロスクーペを「明日のSUVのビジョン」として披露した。
さらにVWブランドのチーフデザイナー、クラウス・ビショフ氏は「グリルバーと、バイキセノンのヘッドライトを一体化したグリルエレメントは、これがまさにフォルクスワーゲンSUVの顔となっていく」ことを明らかにした。
またビショフ氏は「素晴らしいプロポーションを目指した。そこでルーフを後ろに動かして、キャビンを後ろに移動させた。精悍でありながら、すっきりしたシェイプになった。インテリアは、タッチスクリーンなどを備えているのでハンドリングがとても楽になった」と述べた。