クラシックカーのカーニバル Coppa di Tokyo 2011開催

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Coppa di Tokyo2011開催
  • Coppa di Tokyo2011開催
  • Coppa di Tokyoには、このようなバブルカーが数多く参加する。これはBMWイセッタ。
  • アルファロメオ・ジュリアSSがスタートする。
  • 非常に珍しい、アストンマーチン・DB1もスタート。
  • 名古屋から自走で参加したシトロエン・SM。さぞかし高速巡航は快適であったことだろう。
  • 唯一の国産車。ホンダ・S600クーペ。オープンモデルではなく、あえてクーペであることにオーナーのこだわりが感じられる。
  • スタンプポイントである今戸神社(東京都台東区)を通過するジャガー・XK-E。一説によると今戸神社は、招き猫発祥の地といわれている。
  • 次々とゴールする参加車たち。

毎年11月23日に開催されている『Coppa di Tokyo』が今年も東京汐留のイタリア街で開催された。主催はコッパディ東京実行委員会で、後援はサンマリノ共和国大使館とイタリア文化会館。

快晴に恵まれ暖かな当日、汐留のイタリア街は80台以上のクラシックカーで埋め尽くされた。4回目を迎えるこのイベントは、他のクラシックカーイベントによくあるような2日以上での開催ではなく1日のみであること、また、都内での開催とあって気楽に参加できることから、非常にエントリー台数の多いイベントである。

さらに、一般の見学者にもより多く来場してもらい楽しんでもらおうと、タイムラリーの優勝者並びに11位を予想する”Rally toto”や、一般参加者による人気投票「コンコルソ・デレガンツァ」などを開催。“Rally toto”の的中者1名には25万円相当のイタリア旅行ペアチケットが贈られた。それ以外にも、バルーンアートのステージショーなどが開催されるなど子供も楽しめるような演出もあり、参加者の中には大きなバルーンアートを助手席に乗せながら帰路に就く姿も見られた。

その成果か、会場は例年以上の来場者で埋め尽くされ、さながらクラシックカーを中心としたカーニバルといった様子であった。

参加車は10時過ぎから13時ごろまで都内を中心に70kmほどを走行。各所に設けられたスタンプポイントや、タイムラリーをこなしつつ、休日の都内のドライブを楽しんでいた。

主催者によると来年も同じ時期に開催を予定しているという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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