自動車に関する研究のほか、規格化・標準化へ向けた協力や提言、調査業務などをおこなっている財団法人が日本自動車研究所(JARI)だ。
JARIの起源は、半世紀前の1961年に設立された自動車高速試験場。同試験場を発展させ、自動車に関する総合的な研究を行う組織として1969年に日本自動車研究所(JARI)へと改組された。その後、2003年には日本電動車両協会(JEVA)と財団法人自動車走行電子技術協会(JSK)とを統合し、新生JARIが発足した。
現在は東京と茨城県つくば市(研究所)、城里町(テストコース)の3カ所に拠点をもち、自動車に関する研究のほか、規格化・標準化へ向けた協力や提言、調査業務などをおこなっている。つくば研究所と城里テストコースの主要設備を写真で紹介する。