MINIに ロードスター 誕生

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BMWグループのMINIは30日、MINI『ロードスター』の概要を明らかにした。

同車は、MINI『クーペ』のオープンバージョン。2009年9月のフランクフルトモーターショーに出品されたMINI『ロードスターコンセプト』の市販版である。

注目は、手動式のソフトトップの採用だ。MINIは、『コンバーチブル』に電動ソフトトップを装備している。ロードスターのソフトトップを敢えて手動式にした理由は、軽量化によって運動性能を追求することに他ならない。

ボディサイズは、全長3734×全幅1683×全高1390mm。全高は、MINIコンバーチブルに対して、20mm以上低められた。また、室内が2シーターとなるのも、MINIコンバーチブルとの大きな違いだ。

エンジンに関しては、MINIクーペと共通。欧州ではガソリン3、ディーゼル2の合計5ユニットが用意される。

ガソリンの最強グレードが、「ジョン・クーパー・ワークス」(JCW)。直噴1.6リットル直列4気筒ターボエンジンは、最大出力211ps、最大トルク26.5kgmを発生。オーバーブースト時には、最大トルクは28.5kgmに高められる。

0-100km/h加速は6.5秒、最高速は237km/hの実力。欧州複合モード燃費は13.7km/リットル、CO2排出量は169g/kmと公表されている。

《森脇稔》

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