メルセデスベンツが2015年から、米国工場で生産する新型車。現時点では正体が明かされていないこの新型車が、BMW『X6』対抗のクロスオーバーである可能性が出てきた。
ダイムラーは21日、メルセデスベンツの米国アラバマ州タスカルーサ工場において、2015年から新たなモデルの現地生産を開始すると発表。『Mクラス』、『GLクラス』、『Rクラス』、そして2014年からの『Cクラス』に続いて、同工場の5番目の現地生産車となることだけが告げられていた。
『オートモーティブニュース』が20日に報じたところによると、この新型車は『Mクラス』の車台をベースにしたクーペのようなクロスオーバー車。車名は、『MLC』が有力だという。
BMWは2008年、『X5』をベースにしたクーペタイプのクロスオーバー、『X6』を発表。X6の成功に触発され、メルセデスベンツも同様のカテゴリーに参入すると見られている。