米国ビッグ3の一角、クライスラーグループ。同社が、ハイブリッド車のラインナップ拡大に乗り出すようだ。
これは17日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネCEOは、「我々はハイブリッド車の販売台数を増やす。これこそが、米国の2025年新燃費規制への対応策だ」と話したという。
米国オバマ政権は2011年7月、2025年までに導入する米国の新燃費規制案を公表。乗用車とライトトラック(SUV/ミニバン/ピックアップトラック)に、平均54.5マイル/ガロン(約23.2km/リットル)の燃費性能を求めた。これは、現在の約12km/リットルの2倍に当たる厳しい内容だ。
同社はすでに、2013年にクライスラー『300』(日本名:『300C』)にハイブリッドを設定するとアナウンス済み。これに加えて、ハイブリッド車のラインナップの大幅拡充を図ると見られている。