川崎重工業は21日、2011年9月中間期の連結決算業績見通しを修正した。売上高は、円高による為替換算の影響や車両事業、モーターサイクル&エンジン事業が想定を下回ったことから、前回予想より651億円マイナスの5849億円に下方修正した。
収益では、高操業が続いた精密機械事業や既受注案件が順調に進捗したプラント・環境事業の収益好転などが、モーターサイクル&エンジン事業などの円高による損益悪化をカバーし、想定を上回った模様。
営業利益は前回予想よりも66億円増の266億円、経常利益は62億円増の272億円となった模様。当期純利益は58億円増の178億円に上方修正した。
通期業績見通しは中間決算公表時に発表する。