ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMW『5シリーズ』の燃費を改善し、10月17日から販売開始すると発表した。納車は10月下旬からの予定。
「523i」のセダン/ツーリングモデルでは、BMWの新世代エンジンとなる2.0リットル直列4気筒ツインターボエンジンを搭載。ツインスクロール・ターボチャージャー、ダイレクトインジェクション、吸気と排気のバルブタイミングを最適に調整する「ダブルVANOS」、インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御する「バルブトロニック」を組み合わせた、新世代エンジンとなる。
さらに523iのほか、「535i」にもアイドリングストップ機能、効率の良い走行をアシストする「ECO PRO(エコ・プロ)」モードを追加した。
ECO PROモードは、エンジンレスポンスやシフトタイミングの最適化、エアコンやシートヒーターなどの作動を効率的に制御することで、燃費の良い走行スタイルをサポートする。燃費の良い走行をするためのヒントや、効率を向上させた結果による航続距離の延長についての情報が、コントロール・ディスプレイやメーターパネル内に表示される。
10・15モードにおける燃料消費率は、523iセダンがは14.4km/リットルで従来から26%改善、535iツーリングが12.4km/リットルと17%改善した。
価格は523iセダンが610万円、535iツーリングが870万円。