【新聞ウォッチ】タイ洪水で日系300社冠水、ワニも泳ぎだす

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年10月17日付

●タイ洪水、日系320社被害、アユタヤ主要工業団地が浸水(読売・1面)

●タイ洪水ワニ逃走騒ぎ、懸賞金で捕獲呼びかけ(読売・4面)

●天声人語:ロータリーエンジン車が消える(朝日・1面)

●豊田自動織機がV、女子駅伝中日本実業団(毎日・20面)

●F1韓国GPフェテルが今季10勝目(産経・18面)

●賢く節約、得のススメ燃費向上術(産経・23面)

●蓄電池性能大幅に向上、トヨタ連続1000キロ走行、NEC住宅用20年(日経・1面)

●ハイアール、1月本格参入、中国大手日本市場「三洋」を継承(日経・1面)

●アニメの「ロボット」日産がデザイン(日経・9面)

●ベンツが冠の「東コレ」開幕(日経・9面)

●鹿島、4億円所得隠し、アルジェリアの工事巡り、国税局指摘(日経・39面)


ひとくちコメント

タイで記録的な大洪水の被害が伝えられてからほぼ1週間。バンコク郊外のアユタヤ県に5か所ある主要な工業団地すべてが洪水被害を受けるなど、日系企業の生産活動にも深刻な打撃を与えているようだ。

きょうも各紙が被害状況を取り上げているが、読売、産経、日経は1面でも報道。このうち、産経はAPが配信した「ホンダの工場敷地内で、水没した自動車」のカラー写真を1面中央に大きく掲載したが、写真説明を読まないと冠水している物体が自動車なのかどうかもわからないほどである。読売は「日系の被害企業は、自動車メーカーのホンダのほか、中小の部品メーカーなど約320社に及んでおり、生産の停止や混乱は長期化しそうだ」と報じた。

日経は16日朝刊で「トヨタ自動車やホンダなど各社はサプライチェーン(部品供給網)の寸断がどの程度深刻な状況なのか、日本から支援要員を送るなどして情報収集を急いでいる」と伝えている。

そんな中、タイの洪水被害では、水につかった地域のワニ園からワニが逃げ出すケースが相次いでいて政府が注意を呼びかけているそうだ。その数は、およそ100匹に上るとみられる。政府は、逃げ出したワニを生きたまま捕獲した場合には1000バーツ(日本円=約2500円)の懸賞金を出すなどの“ワニ騒動”も起こっているという。さらに、「トラやヘビも逃げ出している可能性もある」(毎日=共同)と伝えている。

記録的な「大震災」に、記録的な「超円高」。そして記録的な「大洪水」と記録ずくめの2011年だが、現在、東海大学チームなどが出場してオーストラリア大陸を縦断中のソーラーカーレースにも堂々と記録を塗り替えてほしいものである。
《福田俊之》

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