ルノー・ジャポンは15日、富士スピードウェイにおいて、ルノーの名誉広報部長でもあり、元ワークスラリードライバーのジャン・ラニョッティ氏を招いて、ルノー・スポールジャンボリーを開催した。
このイベントは、ルノーのスポーツモデルを富士スピードウェイで走らせて楽しむ一般ユーザー向けのイベントである。
当日の朝は、警報が出るほどの風雨であったが、会場である富士スピードウェイには続々とエントラントや見学に来たルノー車が集合。最終的には200台を超える台数となった。これには同社大極COOも驚いたようで、「こんな天気なのに本当によく来てくださいました」ととても嬉しそうに挨拶をしていた。
この日のアトラクションはまずサーキットタクシーから始まった。これはジャン・ラニョッティ氏や本国のルノー・スポールのワークスドライバー3人が、『メガーヌRS』に希望者を乗せ、サーキットを1周するものである。一般的なサーキットタクシーはそれほどハイスピードでコースを攻め立てることはないが、今回のドライバーたちはサービス精神旺盛で、コース幅ぎりぎりまで使って駆け巡っていた。そのタクシーから降りたった“乗客たち”も一様に嬉しそうであった。
最も盛り上がったのは、ワールドシリーズバイルノー(ルノーが各国のサーキットなどで行っているイベント)の看板アトラクションであるアクロバットショーであろう。今回は前出の4人のドライバーがメガーヌRSとメガーヌトロフィーを駆り、ストレート部分でホイールスピンやバックスピンターン、ムカデ走行などを繰り広げ大いに会場を沸かせた。
こういったアトラクション以外にも、女性や子供たちも楽しめるようにじゃんけん大会なども用意され、スポール系ではないルノーユーザーやその家族も楽しめるように工夫されるなど、これもまた、RENAULT Happy Projectの一環といえそうである。