ヒュンダイ、EON初公開…インド向け戦略コンパクト

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ヒュンダイのインド法人、ヒュンダイモーターインディアは11日、新型コンパクトカー、『EON』を初公開した。

EONは、インド市場向けに開発された小型の5ドアハッチバック。インドで初めて4輪車を購入する顧客をターゲットとし、生産はインド・チェンナイ近郊のスリペルブデュール工場で行われる。

ボディサイズは、全長3495×全幅1550×全高1500mm、ホイールベース2380mm。ヒュンダイの入門車、『i10』よりも、全長は90mmも短い。もちろんEONにも、ヒュンダイのデザイン言語、「Fluidic Sculpture」が導入されており、抑揚を効かせたサイドラインが目を引く。

エンジンは、800ccの3気筒ガソリン。最大出力は56ps、最大トルクは7.6kgmだ。燃費性能は21.1km/リットルと高い。インテリアは、高効率のパッケージを採用し、大人5名が乗車できるクラス最大級の室内空間を追求している。

ヒュンダイは、すでに同車の予約受注をスタート。現地価格は、26万9999ルピー(約42万円)からだ。マルチスズキに次いで、インド新車市場において第2位のシェアを占めるヒュンダイ。ヒュンダイはこのEONで、マルチスズキを追撃する。

《森脇稔》

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